外壁塗装の工事を行うときには、かかる費用や塗料の色など決まっているので、安心しているかもしれません。
見積り内容を確認して安心できる業者を選んだなら、塗装がキレイになることだけを気にしてしまうと思います。
外壁をキレイにするために工事をするのですか。
ですが、気をつけなくてはいけないポイントがあるのです。
隣近所に外壁塗装工事をする旨を伝えること
塗装工事をすると塗装のニオイが出てしまいます。近所の方達には日程を伝え、「塗料のニオイがすると思いますがご不便をお掛けいたします」と伝えましょう。
近所づきあいのトラブルを避けることができます。雪が降る地方では除雪する場所がなくて、隣の家に雪を捨ててトラブルに発展するケースがあります。ほんの些細なことでも人は気になってしまうものなのです。
それが外壁塗装となると塗料のニオイがキツイため、洗濯物を干せない日々が続きます。風向きや立地にもよりますが、不便な生活を強いる可能性が高まるという意識を持つことが大事です。
工事中は窓の開け閉めができない
上記ではニオイがする話をしましたが、隣近所だけではなく、あなたの家も塗料のニオイで充満します。養生をし、窓をビニールやマスキングテープで塞いでもニオイは必ず入ってきます。
そのことを考えると工事期間中、特に塗料を塗っている間は窓を空けることはできないと考えておきましょう。
洗濯物は外で干すことはもちろん出来ません。細かい塗料の粒子が飛びますし、ニオイがつくと取ることは厳しいです。洗濯物はコインランドリーを利用するか、家の中で干す方法を取りましょう。
防犯の観点から鍵を掛けライトアップする必要がある
これは、業者を疑えと言う意味ではありません。外壁塗装をするときは、家の周りに足場を組み立てるので、その気になれば誰でもすぐに2階まで上れてしまうのです。
防犯上の観点から夜は簡易ライトをつけて明るく(ライトアップ)する家庭もあるくらいです。家の外壁をきれいにし、気分よく住むために塗装をするはずです。それなのに盗難被害にあっては悲しすぎます。
防犯対策と言うのは、ウチはきちんとしているよと言う体制を見せるだけでかなりの効果があります。防犯カメラがあったり、感知タイプのライトを設置する家にわざわざ侵入しようとする泥棒はいないからです。
ほんの少しの意識で防げるならば活用していきましょう。
万が一の事を考えて倉庫や車庫に入れれる物は入れておく
車やバイク、自転車などは車庫や倉庫、物置に入れるようにしましょう。
これは万が一、養生が強風などで飛んだ場合に塗料が飛散し付着するのを防ぐためです。今は刷毛で塗料を塗るので飛散はしにくいのですが、油断してはいけません。
車に塗料がつくかもしれないと予想して、保管するくらいのスタンスで工事をするのがベストです。
業者にも気分よく工事に集中してもらいたいですからね。