外壁塗装で使う希釈と言う専門用語

塗料の希釈どの業界にも専門用語がありますが、塗装業界にもこのような言葉があります。

その一つが「希釈」(きしゃく)です。

これは塗料の粘度を調整する意味があり、わかりやすく言えば、塗料を水やシンナーで薄めて使う適正値のことを言います。

そして塗料を薄めて使う割合を希釈率と言い、各メーカー毎に希釈率は定められていて、大体5%~10%となっています。

この希釈、なぜ必要なのかと言うと、年生の高い塗料は薄めて使わないとローラーで塗ることができないんですね。

ドロドロの塗料だとローラーにからみついて綺麗にのばして塗れません。なので、希釈率で適正値が決まっています。

 悪徳業者はここで希釈を悪用する

悪徳業者はこの希釈率を悪用して、工費を浮かします。

どういうことか説明すると、元のドロドロの塗料を薄める際に10%薄めれば良いところ、30%の希釈率で薄めるとします。

3倍薄めているので、サラサラの塗料になります。サラサラになったので、壁面に塗料を塗る時間が短縮し、通常であれば10日かかる日程が7日で終わります。

工費も安くなるし、日程も短くなるので良いこと尽くしでは?そう思う方もいるかもしれません。

ですが、根本的に損をしているのです。

本来であれば10%の希釈率なのに薄めすぎています。これだけ薄められていると10年保つ耐用年数が2、3年と短い期間しか保たないことも考えられます。

10年保つと思っていた外壁塗装が3年でダメになったとしたら、かなりのダメージです。

また塗装をしなくてはいけないの?

多くの人はここで悪徳業者に騙されていたと知ることになるのです。

希釈率を使ってボッタクリを防止する方法

悪徳業者のボッタクリを防止するには、この逆に希釈率を使って業者に質問をしてみましょう。

例えば、・・の塗料ファイン・・は希釈率が5%になっています。

見積もりに使う塗料の名前が載っているので、その名前で調べてみるのです。

「日本ペイント 1液ファインウレタンU100 希釈」という具合にです。

そうすると希釈率が公式サイトに載っていますから、それをメモします。

実際に塗装が行われるときに「このファインウレタンU100の希釈率って何%ですか?」と職人さんや担当者に聞いてみてください。答えられなければ、わかっていない職人の可能性がありますし、希釈率をごまかして日程を短くしようとしている可能性も考えられます

こんなことを質問してくる一般人はいません。専門用語で作業内容を聞かれると業者も職人さんもきちんとしなくてはいけないと、思うことでしょう。少なくとも何もしないでいるよりは、気をつけて塗装するようになるはずです。

また、見積に塗料の名前が書いてある事を前提で話をしていますが、塗料名が書いていない時点で、信頼できる業者かどうかを判断することができます。

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