- サイディングボードの汚れが落ちない。
- ひび割れてきた。
- シーリングに弾力がなくなり剥がれてきた。
外壁がこのような状態になったときに、直さなくてはいけませんよね。
ここで考えなくていけないのが補修費用です。
どのくらいのお金がかかるかわからないと、工事発注ができませんし、
家計のやりくりがありますからね。
『見積りを取ればわかるでしょ?』と思いたくなりますが、
平均的な工事費用だけでも知っておくべきです。
「自分の家が30坪の家だからこのくらいになるだろうな」1△△万円くらいかな?
このように予想できるだけで違います。
なぜ、工事費用を知る必要があるのか?
それは、 ズバリ違いがわかるからです。
平均的な工事費用が110万円だとすれば、180万円かかる見積りが来た場合に「どうしてこんなにかかっているの?」とすぐに疑問に思いますよね。
この違いを知るためには、この坪数の家であればこのくらいの塗装工事費用になると知らなければいけないのです。
下記の表では30坪の戸建て住宅のサイディングボードにかかる一般的な費用になります。
使うサイディングの材料によっても費用は変わってきますが、モルタル塗りに比べるとどうしても費用が高くなります。材料費がどうしてもかさんでしまうので費用にそのまま跳ね返って来ます。
特に2番のサイディング張り替えだと、元々張り付いていたサイディングを剥がします。モルタル塗りに比べて工期は短くなりますが、廃棄材料も出てきますので、費用がかかると言うのがよくわかりますね。
費用だけで比べると、モルタル塗りは比較的安価に外壁塗装をすることができます。
塗料が高くなるとサイディング費用が変わらなくなる
もちろん使用する塗料によって価格の変動はあります。アクリル塗料は耐用年数も4~7年と短く、コストパフォーマンスが優れていますが、いまの主流の塗料とは言えません。
塗装工事をして4年後にまた塗装工事を行う家庭は少なくなっているからです。同じようにウレタン塗料も最近は使われていない傾向があります。
主に使われているのはシリコン塗料ですが、シリコン塗料やフッ素系塗料を使っても、サイディングよりも安くできます。
最新の対抗光線に反応する光触媒塗料や、汚れを塗料の反応で弾いて雨で洗い流す高価な塗料だとサイディングの価格に近くなります。
結局は、モルタル塗りの少ない費用を選ぶか、サイディングの保ちの良さを取るかは、あなたの予算しだいとなるわけです。
見積りは取ってみないとわからないものです。A社のサイディング工事は200万で、B社は160万の見積りを取得できるかもしれません。
高いサイディング工事だからこそ、見積りを複数社取って比較するのが一番良い方法です。
良い業者だと思っても、比較しなければ見えてこない部分があるからです。
比較検討することで少しでもお得に工事をすることができますよ。