家に長く住むなら補修が必要
せっかく手に入れたマイホーム。長く住むにはメンテナンスや補修が大事です。
特に雨と風、日差しを直接受ける屋根と外壁は一番傷みやすいので早めの補修、メンテナンスが必須となります。
このメンテナンス方法は3つあり、家の劣化状況で選んでいきます。
1外壁の塗替えを行う
外壁下地の傷みがなく、壁表面の劣化の補修を塗装で綺麗に仕上げる方法になります。
これは、とてもシンプルで壁に出来たひび割れにシーリングで補修を行います。その後、シーラーで塗装の下塗りをし塗料で上塗りを行います。
この塗替えメリットは、余計な廃材がでないということです。外壁もそのまま使うため新たな材料はほとんど使いません。
ひびを補修する材料と、下地塗料、上塗り塗料のみになります。この廃棄処分代が浮くことから、全体的な工費を抑えることができるのです。
選べる外壁材は、既存の物を使います。塗る塗料の色で違いを出すことは可能です。
費用の目安として、一般的な戸建ての床面積120平方メートルで60万円~となっています。
2重ね張りを行う
塗替えと同じく、下地に雨漏りなどの問題がない外壁に施す方法です。
モルタルやサイディングの繋ぎ目として使われている劣化したシーリング剤を直します。こうして下準備ができた外壁に新しいサイディングを張っていくのです。
サイディングは色や模様、材質など種類が豊富なので、自分好みに仕上げやすいのが特徴です。外観の雰囲気を変えることで気分も一新します。
選べる外壁材は、軽量サイディングとなっており、色は多くの中から選ぶことができます。(業社によって変わるので確認が必要です)
費用の目安として、150万円~となっています。
3張替えを行う
外壁補修工事の中で、この工事が一番工費、時間がかかります。
この方法を用いるのは、雨漏りが生じているため、下地処理をやり直す必要性があるからです。
断熱材や防水シートの施工、腐食、劣化してしまった木材の交換を行います。ここで塗替え、重ね張りと違うポイントが廃棄材が発生することです。
腐食、劣化した材料を張り替えるので、廃棄材の発生は当たり前なのですが、業社によってはこの廃棄処理費が高く付く場合があり、見積もりや施工前の打ち合わせの時点で確認する必要があります。
新たに張り直すので外壁材は、好みの素材、色を選択できます。
費用の目安として、200万円~の予算を見込む必要があります。